株主優待には沢山の特権がありますが、その中でもラウンジを利用できるものが存在していることをご存知ですか?他にも色々ある優待をご紹介します。是非ご覧くださいませ。

紙・パルプ銘柄の大王製紙の株主優待

株主優待制度とは、出資者すなわち自社株保有者に対して企業が何らかの優待を与える制度のことです。権利確定日にある一定数以上の株を保有する株主がその対象となります。個人投資家の中には、株式の売買で利益を得るよりも、株主優待を得ることが主な目的で株式を取得する人も少なくありません。ある企業の株式を保有し続ける場合、取得に要した金額に対してどれほどの配当金が得られるかで利回りを計算する場合がありますが、優待制度を実施している企業の場合には、得られる優待を金銭に換算し、それを配当金とあわせて利回りを計算する場合もあります。企業の側からすれば、魅力的な優待を用意することで個人株主を増やし、自社株の人気や価格を維持できるという効果が期待できます。
さて、株主優待は多くの場合、自社製品の進呈や、自社の店舗や施設で使用できるチケットや割引券の配布などといった形で行われます。例えば、紙・パルプを扱う日本製紙株式会社の場合、同社株を100株以上保有する株主に対しては、自社グループで製造販売する家庭用品の詰め合わせ(フェイシャルティシューやトイレットペーパーなど)を進呈しています。2015年8月14日現在、同社の株価は2,196円なので、22万円ほどの投資でこうした優待を受けることができます。しかし、紙・パルプ業界においてこのような優待制度を実施しているのは珍しいケースです。同じ業種の他の銘柄に注目しても、王子ホールディングス株式会社、北越紀州製紙株式会社、レンゴー株式会社、三菱製紙株式会社、中越パルプ工業株式会社などはこれを実施していません。衛生用紙の分野で国内シェア1位を誇る大王製紙株式会社の場合も同様です。なお、大王製紙株式会社の2015年8月14日現在の株価は1,614円ですが、これはこの時点における年初来高値です。